2013年8月29日木曜日

Fat Fox Fanclubの1stアルバム発売にあたって


"F"/Fat Fox Fanclub(OMC-006)

テルマ&ルイーズ、俺たちに明日はない、ブギーナイツの登場人物たちのように刹那的・退廃的でありながら感傷や虚無を寄せ付けないエネルギーつーかパワーつーか。そういうようなモノを見てるようでFat Foxはマジで最高だ。
一夜限りのパーティーに火を付けるクールかつクレイジーなライブはR&Rの神も腰を振るだろうぜってやつだね。
オレたちは熱狂と失望を繰り返しながらトロピカルストームの訪れを待ってるのさ。

前々からちょこちょこ予告してたけど10月6日にオモチレコーディングスよりFat Fox Fanclubの1stアルバム『F』発売が決定しました。
このタイミングでFat Foxの音源出すなんてオレらマイペースかつセンス良すぎだろ?アーイェーアーイェー。
本当はディスクレビューのために筆を執ったけどみんなの購買欲をそそるような簡潔なハイプ文章はどうやら書けそうにないので今回のリリースにあたってのことをテキトーに。

みんなそれぞれ好みがあるとは思うけどオレはこいつらがいまバビロンシティー東京で一番カッコいいバンドだと確信してる。
今年1月の十代暴動社の餅つきギグで初めてFat Foxのライブを見て、こんなにもイケてるアンダーレイテッドグループがまだこの街には出現する可能性があるんだと喜び、「yeah」と笑ってからその日はみんなと暴れたのさ。
そんな理由からFat Foxはオレにとってのごく個人的な2013年の象徴とも言えるバンドで。それはあの頃のアメリカにとってのセックスシンボルがマリリンモンローだったようなもんだね。もしくはリタヘイワーズ?
FFFの鳴らすタフでラフなユーモアは90年代のヒップホップやロックのようにフレッシュで、まだ音楽が世界を変えるんじゃないかって勘違いさせられる。ヒップホップの良いトコロ取りの精神でもってロックミュージックの上澄みを掠め取って作ったシットはスリックリックやビースティーボーイズやチボマットのようにイケてるブツだからFat Foxを知らないお前にも早いところこれを聴かせたいものさbro。
世界にはLCD soundsystemやデラシネやMAD DICENT、ハットトリッカーズやDC records、シカゴ、デトロイトのレジェンドたち、その他名があっありなかったりする偉大な先輩方が作ったヤバい音楽ってのに溢れてるわけなんだが、いまのオレにとってはそんなことよりもヤバいことがあるんだよ。ワックなヤツらは知る由もないだろうけどな。
とりあえずこれは金を払って買ってください。別に聴いても聴かなくて良いんで。キャッシュマネー。

そんでもって最後にちょっとライブの告知。
9月13日にトリプルファイヤーとFat Foxとウチでスリーマンやります@池袋オルグ。このメンツでやりたいって言ったらしばたさおりが組んでくれました。マジthxxー。
この日にプレスが間に合えばFat FoxのFを先行発売するかもっす。間に合わないかったらすんません。
あとこのリリースを記念してFat FoxのTシャツを少量だけど販売しまっす。欲しい人はとりあえずライブで。

have a nice day! DJベッドルーム

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